代表者挨拶


 私が生まれる数年前に父は測量会社を起業しました。

測量の大変さも会社経営の苦労も何も知らずに、小学校ではソフトボールに明け暮れ、現場から帰ってきた会社のおじさんを捕まえては、キャッチボールをせがんでいました。 中・高も野球漬けの毎日を送っていました。


会社のこととか跡取りとか意識していませんでしたが、数学が好きで得意でした。

自然の流れで土木課の高校に入学し、大学へと進学しました。

卒業後短い期間ではありますが、東京の土木設計の会社に勤務しました。

スーツを着てパソコンを前にデスクワークの日々。何となく違和感がありました。

小さい頃から見ていた作業着姿、大学時代にアルバイトで現場に行ったこと、自分には机と椅子じゃないと思いました。

そうして土木設計の会社を辞め、父の元、三洋測量設計事務所に入社しました。


  新入社員として、諸先輩方に教えていただきながら、山を登り、野山を歩き、街を歩き、ひたすら現場に出ました。

社長に就任してからは現場に出ることも少しずつ減っては来ましたが、私はやはり現場が好きです。

創業者である父が亡くなり、しみじみ父の偉大さを感じています。


 まだまだ私には経営者として至らない点も多く修行の身であります。

今後も皆様に教えを請いながら測量業に邁進していく所存であります。


 小田原市で測量業務一筋50年。

この長きに亘り、公共事業を通して社会貢献ができましたことは、ひとえにお取引先の皆様方、地域社会の方々、さらには関係各所の長年に亘るご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。

日進月歩 技術改革が進む中、迅速丁寧に誠意を持って、質とサービスの向上に努めて参りますので、

今後とも変わらぬご愛顧とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。